女性のための、はじめての富士登山ガイド2017

女性ならではの視点で、女性初心者の富士登山をサポートしています。


大砂走りで御殿場口に下山

始めに書いたように、今回の下山ルートは御殿場口から大砂走りを使っての下山となります。富士宮口の下山ルートは、登ってきた場所を下るのみ。狭い道なのでとても大変なのです。

実際に、一気に標高1000mを駆け下りる爽快感が気持ちよくて、下山は「大砂走り」で!という登山者が多いんだとか。

8:30、御殿場口から下山スタート♪

御殿場口から下山の画像
御殿場口ルートの七合目までは登りと同じルートで下ります。なのでメインの大砂走りは七合目から。それまではひたすらテクテク下ります。
足元は比較的歩きやすいけどたまに浮石があるので気をつけましょう!

山小屋の残骸の画像
御殿場口登山道にはところどころ山小屋の残骸があるのも特徴。
御殿場口は人気がないので、山小屋も潰れちゃうのかしら?

の画像
9:20、七合九勺「赤岩八合館」に到着♪

中を覗くと布団が雑に積まれてる。

御殿場口からの登山は、いろんな意味で女性は過酷かもしれないですね。山小屋が少なすぎるし。

赤岩八合館の画像
日差しが強くて友人は顔にタオルかけてます。これ正解。とにかくさえぎるものが無いので紫外線がガンガン降りそそぐ。日焼け止めは必須ですね。

赤石八合館から七合目砂走館、七合目わらじ館、七合目日の出館と下っていきます。
赤石八合館からの景色の画像

七合目「日の出館」を過ぎたらいよいよ大砂走りです^^
ここからは五合目まで山小屋がないので、水の補給やトイレに気をつけてくださいね!


大砂走りスタート

の画像
10:10、大砂走りスタート!
みんな勢い良く走り出しましたw
1歩踏み出すとザザーッと進んでグングンスピードがでる。これはホントに爽快感!

の画像
ここで大砂走りのポイントと注意点!
とにかく砂埃がすごいです。足元にはスパッツ、リュックはカバーをつける。あと顔も真っ黒になるのが嫌ならバンダナとかで隠すといいかも。
ここでのストックはリズミカルに使うと効果倍増w

分岐点の画像
ここは宝永火山経由で富士宮口登山道と連絡している分岐。
車の関係で富士宮道にどうしても戻らなければいけない場合は、ここまで御殿場口ルートで下山し、富士宮方面へ。そして富士宮口下山ルートで戻ると言う手も。

走り六号を過ぎると、広大な斜面を一気に駆け下がる。
走り六号の画像

気持ちはいいけど、この頃になると若干足に疲れが出てきたのか、途中でへばってる人もチラホラ。

ゴールが見えてきた矢先に雨雲が!!山の天気は変わりやすいので注意です。
雨雲の画像

と思ったら、下るにつれてお天気に!

大砂走りは楽しいけど、さすがにみんな飽きて疲れてきた頃。やっとゴールが見えてきました。

11:20、「大石茶屋」に到着♪
大石茶屋の画像

ここでは100円で洗顔水などが用意されています。何しろみんな砂だらけだから顔や手を洗いたいよね。私ももちろん顔を洗って日焼け止めも塗り直しました^^


御殿場口新五合目に到着!

11:30、御殿場口新五合目に到着です。
大石茶屋から新五合目まではほんの少し下るだけ。富士急小屋には寄らずに速攻でバス停へ。さすがに立って帰るのは辛いので、早めにバス停に行って並びました。

おかげで全員座ることができ、12時出発→12時半にJR御殿場駅到着!

今回の富士宮口からの登山、御殿場口からの下山はベストかもしれないと思いました^^。何しろ登る距離が短いのがいい。これだったら山小屋に泊まらずに日帰り夜行登山も挑戦出来そう。次回は日帰り登山にしてみようかな。

以上、富士宮口登山レポートでした^^



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